おはようございます。

8つのフレームワークを2回毎に説明するつもりでしたが、「ランチェスター戦略」だけは3回になりました。
やはり、士業で独立する人にとってこの戦略はとても重要です。と言うより個人でやっていくならこの方法以外にないと思います。

今回は、私の事例に当てはめて説明しましょう。

ようするに個人で始める訳ですから開業時点で弱者です。最初からNo.1のはずはありません。
私もそうでした。

私は、元々医療機器業界参入のコンサルティングサービスを提供するつもりでした。
とは言え、いきなり法人営業で上手く行くはずはなく、副業として「技術士試験対策講座」を始めました。
最初に考えた差別化は、他の講座を圧倒する添削スピードでした。

自分が勉強しているとき、提出した解答が返ってくるまでとても不安でした。
特に最初の頃は良いのか、悪いのか全く判断が付きませんでした。
ですが、大抵の技術士試験講座は1週間程度掛かっていたと思います。

早いところで2~3日でした。

そこで、私は自分が「もし、そうだったら嬉しい」と思えるサービス、つまり圧倒的に早い添削の返却を考えました。
結果から見るとこれが成功でした。
これは、本当に喜んで頂くことができました。
これまで、ほぼ全ての受講者さんから「満足」以上の満足を頂いております。
もちろん、添削コメントが妥当で、納得のいくものであることも重要です。
言ってみれば、添削の品質です。

何度も読んで色々調べて、解答に書いてある解決策の妥当性を検証してコメントしました。
文章の乱れや、主語と述語の関係性をチェックしました。
文章が長くなると形容詞や副詞が増えて、主語と述語の関係が分かり難くなります。
文章が分かり難い一番の原因はほとんどがこれです。

そこを分かりやすく注意してコメントしました。

添削の品質と、返却されるまでの時間、これに徹底的に拘ったのが私の差別化戦略です。

実は、これも自分が試験勉強をしているときの不満や不安を解決することを前提に考えたのです。
時々、専門知識の提供や技術的解決策を教えて欲しいと言う受講者さんもいます。
しかし、これはとても少数です。
だって、そんなこと試験委員にも分かりませんし、誰でも知っている公知の技術ならネット上にいくらでも資料があるはずです。
早い話、大手の試験対策講座が提供できるのです。

大手が提供できることを個人である私が提供しては勝てません。
ですから、全くことなるサービスの提供を考えたのです。

加えて私の場合は、IT関連の技術にある程度強く自分で何でも揃えていくことができました。
このWebサイトもワードプレスを使った自作です。
時間がなくて今も未整備なところはありますが、今年の試験は終りましたからこれから年末に掛けて整備していく予定です。

これらの考え方の根本にあるのが「ランチェスター戦略」です。

現在は、さらに資料とテキストの充実度を上げるために、動画のセミナーと毎回10ページ程度のテキストを自動で配信するようにしています。

これは、大手でも提供できるサービスですが、やっているところは少ないので(ほぼゼロです)私がやっています。

動画のセミナーは、ライブのセミナーを録画して提供しているところもあります。
しかし、これはパソコンやスマートフォンで見ると面白くないのです。
その場で聞いている受講生とのやり取りが邪魔になるのです。

そのため、私は費用を掛けてスタジオで収録しています。
ことしは、昨年の弱点を修正すべく撮り直します。1回の時間を7分程度から、15分程度まで伸ばし満足度を上げます。
テキストも増やします。

これらも全て私の差別化戦略です。
どこもやっていない、受講者さんが求めるサービスの提供です。
また、これが最も重要だと思いますが、私は受講料を払ってくれればそれでよいと思ったことがありません。
商売ではありますが、商売だけではないのです。

そこが大手の技術士講座ともっとも異なるところでしょう。

今年からは講座に名前も付けました。

『技術士Lock-On:二次試験対策講座』です。

次回は、現状分析の必須フレームワーク「SWOT分析」をご説明します。