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土曜日のエンジニア第81回:起業に必要な資格

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土曜日のエンジニア第81回:起業に必要な資格

独立・起業に必要な資格

技術士の独立・開業支援と言う変わった仕事をしていると「資格」のことを質問されます。
「技術士の他にどんな資格があれば良いでしょうか?」と言うものです。
「今、安全コンサルタントも取得予定です」
「中小企業診断士を取る予定です」
「弁理士を取得して、知財に明るい技術士を目指す予定です」

こんな話をこれまで聴いています。
どれも間違いではありません。でもそれが起業に必要かと訊かれたら、必要ではありませんと答えます。
仕事を受注するために誰もが間口を広げたがります。
「あれもできます、これもできます」と言いたくなるのです。
そのほうが業務の依頼が増えると思うからです。

顧客は資格者よりも専門家を信頼する

私の経験から言うとこれは逆です。
発注者は、有資格者に仕事を依頼したいのではありません。
「専門家」に頼みたいのです、あるいは「専門家」の意見を聴きたいのです。

例えば、私は高度情報処理技術者試験をいくつか受けて資格も持っていますが、一度も掲げたことはありません。
それは、試験に受かっただけで「専門家」ではないと自覚しているからです。
情報システム関連の業務は多少経験があるだけです。
特に、独立する直前はある会社でシステム管理者を1年半ほど行っていました。
とは言え、とっても簡単な仕事です。
システムアドミニストレータの業務とは言えません。

そのため、質問されれば知っている範囲でお答えしますが、専門家でないことは分っています。

技術士は業務経験がなければ受験すらできません。
それが、他の資格と大きく異なるところです。
他は、司法試験であろうと学生が受験できます。
試験に受かったばかりの弁護士にあなたは自分の一生が掛かるような裁判の弁護を依頼しますか?

百貨店を目指してはいけない、専門店を目指すこと

個人で独立・起業を考えているなら絶対に専門家を目指すべきです。
百貨店を目指したら組織で受注している企業には勝てません。
資金も人でも全く異なるのです。

限られた範囲の中でトップを目指しましょう。
それが、個人事業主の生きる道です。

もちろん、継続研鑽を兼ねて資格を取り続けるのは良いことです。
それは間違いではありません。
しかし、それと自分の業務を結びつけてはいけません。
私が、技術士以外の資格をほとんど書いていない理由はそれです。

危険物と衛生管理者は、ときどき仕事で訊かれるので表示しています。
最近は、システム関連の業務が増えてきたから、そのうち表示するかもしれません。
しかし、Webサイトの制作や運営はこれもまた、資格と関係無い仕事です。

自分の業務と資格の関係はよく考えて下さい。
時間を無駄にしないように先に考えましょう。

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